精肉チームは、肉に関する知識と経験が豊富な専門職チーム
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高森さんをリーダーとする精肉チームは、ウジエクリーンサービスからウジエスーパーの精肉センターに派遣されている肉切り専門のスペシャリストチームです。メンバーはみな、ウジエスーパーの各店舗で精肉担当として経験を積んできた人たちで、ウジエクリーンサービス設立と同時に転籍しました。
精肉センターはウジエスーパー全店舗から肉の注文が集まるところで、各店舗からはほぼ1週間後の販売数を予測して注文が出されます。注文に合わせて作る肉のパック数は毎日1万パックにものぼり、これを高森さんのチームが作って行くのです。
「肉は形が均一ではありませんし、切り方によっては脂身ばかりになってしまう事もあるので、そうならないよう肉の形を見極め、どう切るかを考えて作業をしなければなりません。かと言って、脂身が少なすぎると美味しくなくなってしまうので、バランスを見て切ることが大切なんですけど、そこがむずかしさでもあり、腕の見せどころです。形を見てバランスよく切ることができるようになるには、先輩に教えてもらいながら経験を積むことが必要です」と高森さん。
扱う肉は牛肉・豚肉・鶏肉など各種、それぞれに特徴があるうえ、部位も切り方もさまざまあるので、肉とひとくちに言っても幅広い経験と知識が求められる、まさにスペシャリストの仕事です。
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お客様に評価される商品を提供し、活気ある精肉売場をバックアップしたい。
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高森さんのチームは仕事についてよく話し合います。これは高森リーダーの方針。「休憩時間や朝礼前のほんの数分、作業の連絡や情報交換などをこまめに行っています。ここで扱う商品数は半端な量ではないので、ちょっとしたミスも大きく影響しますから、つねに情報交換することは大切だと思っています。ちょっとしたことですけどチームの連帯感が生まれますし、みんな少しでもいい仕事をしようという気持ちは同じなので、嫌な顔をしないで時間をとってくれます」。
そんな日頃のチームの努力が実って、ウジエスーパー各店舗のお肉売場の評判は上々。
「毎日、肉と格闘しているという感じですが、パックにつめた商品が“きれいで良く売れた”とか、お客さんから“きれいだね”とほめられた、というようなお店の声を聞くとうれしいですね。商品は見た目が大事なので、ボリュームがあるように詰めることによってお得感が出たりしますから、そういう詰め方についても、今後追求していきたいと思っています」
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