登米に本社を置き、ここで育った
ウジエだからこそ地域のお役に立ちたい。

のぼり米プロジェクトメンバー のぼり米プロジェクトメンバー(のぼり米ほ田にて)

ウジエクリーンサービスの社長であり、ウジエスーパーグループのトップでもある氏家良典は、この登米に本拠地を置く企業のリーダーとして、切実な願いとも言える熱い思いをつねに持っている。

 1つは、地域のお役に立つということ。企業としての繁栄発展は命題ではあるけれども、自分の会社だけが儲かり、生き残っていけばいいという考えは、氏家には少しもない。むしろ、ウジエスーパーグループが地域のお役に立つためにはどうすればいいかということを、日々真剣に考えている。

 2つめは、肥沃な"登米耕土"を活かした『米づくり』。登米市には、登米をはじめ米山、米川、米谷など、米の字が付く地名が多く、米にゆかりのある地域。すでにウジエスーパーでは農家の方々の協力を得て"かだっぱり"というブランドでほうれん草や小松菜、空心菜などの野菜を委託生産・販売している。それを、登米・佐沼という地域のポテンシャルを最大限に活かして何とか米でも実現したいと、この十数年来、氏家は米づくりの夢を密かに温め続けてきた。

 そして3つめが、ウジエならではのサービスを通してお客様に喜んでいただくこと。スーパーマーケット業界は 相変わらず熾烈な競争の中にあるが、ウジエならではのオリジナル商品やサービスというものをもっともっと追求してお客様に提供していきたい。

 これらを実現することによって、ウジエグループがお客様にとってのオンリーワン、地域にとってのオンリーワンとして、存在する意義と必要性も出てくるのだと考えている。

 

米づくりへの模索、スーパーの将来と環境問題

 吉田がウジエスーパーグループの経営陣の一人として、氏家社長に請われてこの会社に入社したのは平成16年。以来、代表取締役が持っている思いを具体化するのが自分の仕事だと肝に銘じている。すでに吉田は、氏家社長の"人"に対する思いを受け止めて平成18年に障害者特例子会社を設立し、新しい障害者雇用の創出を実現している。そんな吉田が「米を作りたい」という社長の思いを知ったとき以来、それは彼にとっても大きなテーマの1つになった。しかも、「普通の米づくりをしたのではおもしろくも何ともない・・・」と考えるのが吉田流。さっそく吉田は、他ではマネできない米づくりへの模索を始めた。
 氏家社長の地域とお客様への思い、それを具現化し、他では出来ないことをしようという吉田の思いが、環境と共生し地域に貢献するウジエクリーンサービスという会社のフィールド上で重なり合って膨らんでいった。そして米づくりを通していくつもの事業テーマが連鎖しながら同時に解決され、壮大な"米づくりプロジェクト"へとつながっていった。